はじめよう 審美歯科生活
3例では腫瘍はゼラチン質のカプセルに包まれたようになっていて、他の二例では、胸郭にくっついていた腫瘍が、そこから切り離されてふらふらと動き出していた。
Z博士によると、いったん胸郭にくっついた腫蕩がそこから離れるということはごくまれで、普通は離れずに胸の骨に食い込んでいくものだという。
この8人の乳ガン患者のほか、2人の繊維性の子宮頚管ガン患者で腫瘍の消失が起きた。
これら10例は、いずれもまだ最終的なものではなく、結果も中間的なものだ。
けれども、興奮していいような可能性を示していて、今後の研究を促すのには十分なものである。
E・F博士がチーフになって行なわれたパナマでの研究も、鮫の軟骨製剤の対ガン効果を調べたものである。
骨と脳に転移のあった末期肺ガンの43歳の男性患者は、1991年2月から、鮫の軟骨のカプセル剤を服用し始めた。
通常の療法はやっても効果なしとみられたので、他の治療法は何もしなかった。
1991年2月から翌年1月までの間に、明らかに呼吸が楽になった。
胸や左右の腰の痛みも消えた。
脳への転移が進んでいたので、軟骨製剤の投与量を30グラムにし、保留浣腸で摂るようにした。
1992年2月になると、患者はひどい頭痛や物が二重に見える症状を訴え始めたので、軟骨製剤の量を再度増やして1日60グラムとした。
そうすると72時間のうちに頭痛も消え、物も普通に見えるようになり、2つの症状とも再び起きなくなった。
症状が再び起きなくなったのは、脳の腫瘍が小さくなったためと思われる。
もう1人、末期の肝臓ガンの男性患者は、1日60グラムの軟骨製剤を15グラムずつ4回の保留浣腸で摂った。
他の療法はいっさいせず、8週間軟骨製剤を摂り続けると、腫瘍は完全に消えた。
私自身もこの患者には治療開始前に会っていて、あまり望みはないとみていた患者だった。
それなのに治療を始めて8週間目に会ったところ、体重も回復していて、本当に元気そうに見えた。
脳の腫瘍にも効果のあったパナマでの研究だ。
投与量に関するデータはまだ少ないとはいえ、J・p病院、C病院、h・クリニック、それにパナマの臨床試験は、大量の投与も急速に増殖するガンの場合には多すぎるものではない、ということを示唆するものであった。
体重20ポンド(約50キロ)の人では、1日に50グラムの鮫の軟骨を摂るという、まさに大量の投与だった。
1日に50〜60グラムという大量投与は、保留浣腸だけでとっても、半分を保留浣腸にして半分を経口というかたちで摂っても、ともに効果的であった。
ガンの初期、あるいは予防の意味では、経口で少量摂ることも有効に思える。
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